10.アシタヘカエル
作詞:麻生哲朗
作曲:ハマモトヒロユキ
編曲:河野伸
少し遠いけど 步いて掃ろう
タイルふたつの いつもの步幅で
「こうして步いていけば
いつかはちゃんと部屋に
辿り著いているんだろうなぁ…」
足踏みしてる 言い譯ばかりを
かき集め續けても
どこへも進めはしないまま
バランスとって 足を踏ん張って
立ちつくし續けても
昨日を繰り返してるだけじゃ
きっとボクは
どこへも辿り著けはしないまま
角を曲がると 三日月が見えた
風が靜かに 背中に回った
「こうして步いていれば
どんなにささやかでも
景色は變わってくんだなぁ…」
その場しのぎの マチガイ探しを
繰り返し續けても
答えは見つけられないまま
迷ったときも 怯えてるときも
隱れていた燈りが
向こうでいま輝いたように
ずっとボクが
步けば景色だって變わってく
「遠くて見えないけれど
目指した場所が消えて
しまったワケじゃないんだろ?」
足踏みせずに 言い譯もせずに
胸に抱き續けてる
はるかなヒカリまで一步ずつ
昨日のボクを繰り返すだけの
明日にならぬように
少しでも踏み出してくことを
誓いながら
部屋まで步きながら掃ろう
アシタへ步きながら掃ろう
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